〜目次〜

• 増加する情報漏洩
• もしも、スマホを盗難や紛失で無くしたとしたら？
• 損害はお金で取り戻せない
• 実際に対策をしているケースが少ない事実
• 日常生活に潜む誰もがやってしまうNG情報漏洩
• 現代社会に必要不可欠な“スマホ”が、個人情報をばらまいている
• スマホが他人の手に渡ったときのリスク
• 現代社会に必要不可欠な“SNS”が、個人情報をばらまいている
• SNSによって人物特定をされるリスク
• すぐに行える対策事例
• プロによるコンサルティングが有効な理由

増加する情報漏洩

昨今、スマートフォンの普及に伴い、大切な情報はその一つの端末に漏洩しています。そして、多くの方が利用するSNSも然り。LINE、Instagram、Facebook、Twitterなど、様々な情報がSNSを通して公開されています。

この状況は、個人に限ったことでは無く、企業も同じです。
業務で使用するスマホは会社に関わる人達の情報や、内部資料で溢れています。

また、昨今企業の情報配信や情報収集で使われることが多くなったSNSも同様で、多くの企業でアカウントの取得や公開を行っています。

その結果、アカウント運営者には、情報漏洩という危険性がと隣り合わせとも言えるわけです。

もしも、スマホを盗難や紛失で無くしたとしたら？

映画化された『スマホを落としただけなのに』はご存じでしょうか？
本題の通り、スマホを落としたことによって個人情報が漏れ、主人公の過去が暴かれ、命の危険性にまで及ぶというリアルなお話です。

実際には、スマホを落としたからと言って、悪意のある第三者に連れ去られたり、監禁されることは少ないでしょう。

でも、SNSのアカウント情報の流出や乗っ取り、なりすましなどが起きる可能性はあります。

また、誹謗中傷などにその情報は使われることで、世間にありもしない話を流布されたり、個人特定をされた情報を晒され、日常生活がままならなくなったり、閉店、倒産、中には自死に追い込まれる人も少なくありません。

損害はお金で取り戻せない

このような問題が一度起きれば、個人にとっても企業にとっても、計り知れないダメージを負うことになります。前述の通り、自死で失った命はお金では図れません。そこまで行かなくとも、個人の場合は、家族の離散や離婚、引っ越し、夜逃げといった様に、今まで当たり前と思っていた生活を突如として失うことになりかねません。

また、企業は、存亡の危機に立たされることだけで無く、取引先からの信用失墜、取引中止など情報漏洩に伴う問題が発展し、従業員や従業員の生活を守れなくなったり、同業他社からの攻撃を受ける事態になるなど、さらなる大きな問題になることも、想定出来ます。

実際に対策をしているケースが少ない事実

個人情報保護法が施行され、その言葉通り、個人情報保護という観点では周知されました。しかし、企業における情報保護体制は、それ以前に比べ、向上したとも言われていますが、実際には、対策が施されて折らず、問題が起きてから慌てて対応をしようというケースが多いと言えます。

また、一般的な個人情報保護と言えば、企業側による情報漏洩だけ気をつけてくれれば良いという、“人任せの意識”が働いてしまっているケースも多々あります。

その為、個人・企業共に情報漏洩に対して、意識が低いのが実状と言えます。

日常生活に潜む誰もがやってしまうNG情報漏洩

情報漏洩と言えば、企業内に置かれているパソコンや、ネットワーク上の情報流絀のイメージを持たれる方が多いのですが、実際は、それだけに止まらず、案外、簡単で誰もが入手出来るケースもあります。

以下、いくつかご紹介します。

• 公共の場で大きな声で話をする
• ゴミ出しがいい加減
• 規則正しい行動パターン
• カフェやファミレスで仕事
• SNSに日常生活を綴っている
• 機械の設定を人任せ
• 身の回りにある録画・録音機器に無頓着
• 使い古しのスマホ・タブレットの放置
• 人前で通販サイトを利用
• パスワードの設定が安易

この中で、いくつ該当しましたか？

日常生活で、よくあるシチュエーションですが、どれもが個人情報、内部情報に直結しています。

現代社会に必要不可欠な“スマホ”が、個人情報をばらまいている

前項で挙げたとおり、普段の行動の中に情報漏洩の危険性がはらんでいる訳ですが、その中でも特に注意が必要なのが、誰もが手にするスマホ。

では、具体的に、スマホから流出して困る情報とはなにか？

以下、

• 位置情報
• アドレスデータ
• 発着信履歴
• 写真
• サイト利用履歴
• クレジットカード番号
• メールデータ
• SNS利用状況
• 会話内容
• 予測変換・学習機能
• ID,パスワード

スマホが他人の手に渡ったときのリスク

では、流出した情報がどれだけの問題を引き起こすかというと、

• 通話履歴から、交友関係がバレる
• ネットの検索履歴から趣味、思考を掴まれる
• SNSでのコミュニケーションでなりすまされ、他人に迷惑をかける
• ありもしない話を広められる
• ネットバンキングの利用による金銭的なダメージ
• ネットショッピングでの買い物履歴を探られる

現代社会に必要不可欠な“SNS”が、個人情報をばらまいている

さらに、SNSの情報が漏洩すれば、時間さえ在れば、個人の情報が暴かれ、身ぐるみを剥がされた状態となります。

また、その個人の特定をSNSからする『特定屋』と言われる人物らもおり、特定屋によって調べられた情報がストーカーの手に渡るなどの事件も発生しています。

• 名前
• 企業名
• アカウント名
• 顔写真
• メールアドレス
• 居住地
• 生年月日
• 恋愛対象
• 勤務先
• 出身学校
• 行動パターン
• 交友範囲
• UPされた写真
• 家族構成

SNSによって人物特定をされるリスク

ネット上だけの自分と思っている方でも、実際にSNSでの情報が漏れると人物の特定にまでいたり、実生活まで影響することになります。

例えば、

• 自宅にある日突然、見知らぬ荷物が届けられる
• 自宅前に知らない人が立って、ずっとこちらを見ている
• 届いたはずの郵便物がない
• 駐車してあった車に傷を付けられている
• 実家宛にアイコラ画像で作られたビラが届いた
• SNS上に、知らない人からの誹謗中傷のコメントが殺到している
• 勤務先の悪口をネット上で吹聴されている
• アルバイト先に見知らぬ人からの電話で、誹謗中傷された
• 交際相手との秘密の写真が、ネット上に拡散している

など。

自分だけで無く、家族や友人、勤務先など様々な場面で影響を与えることが分かります。

SNSを乗っ取られるリスク

人物特定のみならず、SNSのアカウント情報が漏れれば、第三者が自分に成り代わってしまうというじたいにまで発展します。つまり、外部からアカウントにログインされてしまうことで、本人の代わりに様々な行為に使用されてしまうことになるのです。

• 大切なデータやが流出や改ざんされる
• 写真データが削除されたり、アイコラ画像に使われる
• パスワードを変えられて二度と自分のアカウントにアクセスできなくなる
• 自分を装った悪意のある第三者に、友人・知人が騙されてしまう
• 自分を装い、個人、企業に対して誹謗中傷の書き込みをされてしまう
• IDとパスワードの組み合わせにより、他のサイト、サービスも乗っ取られる
• 架空請求詐欺や預金の引き下ろし・成り済ましなどに利用される
• 自分の名前で嘘のオークション出品物が出されたり、正当な出品者から出品物を騙し取るのに使われる

このように、悪意のある第三者は、あなたに成り代わり悪事を働き、あなたの財産や想い出を手にするだけで無く、あなたの大切な人達に迷惑行為を与えかねないのです。

すぐに行える対策事例

にも対策をしていないことによるリスクはおわかり頂けたかと思います。
そこで、すぐにでも出来るスマホとSNS等の対策方法をいくつかご紹介します。

『スマホの場合』
パスワードを複雑に

• 端末そのものにロック
• 怪しいサイト、メールに誘導されない
• サードパーティの連携アプリは使わない、排除する
• 二段階認証を設定

『SNSやメールの場合』

• フェイスブック：「設定」→「セキュリティ」→「ログイン承認」
• ツイッター：「設定」→「セキュリティとプライバシー」
• Gmail／グーグル：「アカウント」→「セキュリティ」→「2 段階認証プロセス」
• Tumblr：「設定」→「アカウント」→「セキュリティ」→「2ファクタ認証」
• Dropbox：「設定」→「セキュリティ」→「2段階認証」
• Instagram：「設定」→「セキュリティ」→「2段階認証」

これ以外にも、日常生活の中で、

• 公共の場で大きな声で家庭や会社の話をしない
• 外出先でパソコン作業やスマホの利用をする場合は、周りに気をつける
• ゴミを出す場合は、レシート、請求書などは特にシュレッダーにかける
  など、意識を高めることが必要です。

プロによるコンサルティングが有効な理由

情報漏洩に対して、意識を高く持ち、セキュリティについて学びを深めれば、お金をかけずに対策することは可能です。
これは、防犯対策と同様で、ホームセンターやインターネットで防犯カメラを購入すれば、本格的な警備会社にお願いしなくとも防犯対策の一つにはなります。

しかし、防犯カメラの設置が正しく出来ていなければ。肝心のな時に撮影が出来ていなかったり、破損をしていて使えなかったりということもあります。

また、本来、犯行が行われることを未然に防ぐ事が重要であり、犯行が行われてからでは遅いと言えます。
その為、防犯カメラ以外にも、防犯対策の手段はいくつもあり、その方その方も合わせた対策が望まれます。

そこで、情報漏洩防止コンサルティングも同じ事が言えます。
防犯対策と同様で、専門家によるコンサルティングは、最適なアドバイス、明確な設定基準、コストを抑えた対策など、万が一に備えて大きな力となります。

また、セキュリティに対しての意識が向上し、トラブルへの解決能力も高まります。

犯行が行われてから防犯対策を講じるのでは無く、犯行が行われる前に対策を講じること。
情報漏洩も情報が漏れてから対策をするのでは無く、漏れる前に対策をしておく事が必要です。

このような方にお勧めです

• ストーカー被害に遭われていると感じている方
• 家族でも自分の事を知られたくないことがある方
• 重要な情報を扱っている方
• 以前、情報漏洩による損害を受けられた方
• 資産を持っている方
• 誹謗中傷に遭われている方、または遭いたくない方

ステップ

• step1ご相談
• step2状況確認調査と実施範囲の判断
• step3被害状況の確認（被害が無い場合は想定）
• step4ネットワーク・SNS・デバイスにおける漏洩リスクのリストアップ
• step5脆弱性分析・評価
• step6対策箇所のリストアップ
• step7情報漏えい防止対策のご提案
• step8情報漏えい防止対策のアドバイス・コンサルティング

支援・実施実績

■上場企業、中小企業、経営者、個人事業主、医療法人、宗教法人、ご近所トレブル被害者、ストーカー被害者、詐欺被害者、DV被害者、浮気不倫トラブル被害者、怪文書被害者などの情報漏えい防止対策、構築、支援

Q&A

スマホを送る必要はありますか？また送った場合、返却いただくまでどのくらいの日数が必要ですか？

クライアント様からの発送から、弊社へ到着までに1日～３日。
その後、３日～４日ほど状況分析、解析調査を行い、ご返却に１日～３日ほどかかるため、概ね５日～１０日間ほどになります。

セキュリティチェックなど、分析を行って頂いたことで、スマホが壊れることはありますか？

お預かりした端末は、重要に保管し、慎重に作業を行うため、壊れることはありません。

壊れたスマホでもセキュリティチェック、分析は行っていただけますか？

損壊の状況にもよりますが、基盤自体が損傷するような重大な損壊はお引き受けできない場合もあります。
なお、画面の損壊程度であれば、セキュリティチェック、分析は可能です。

お願いしたことが、外部に情報が漏れるということはございませんか？

ご契約書への記載、プライバシーポリシーなど踏まえ、情報の取り扱いは厳重に行っております。また、事件性のある場合は、裁判でも対応できる内容にするため、外部への情報漏えいは一切ありません。

スマホを今も使っているため、送ることができません。指定場所へ来てもらうことはできますか？

はい、お伺いして情報漏洩の可能性の有無をその場で、分析・ご提案を致します。その際、現地までの交通費、出張費等が発生します。ご希望の場合は、別途、ご確認ください。

指定場所などに来てもらった時の作業時間はどのくらいかかりますか？

使用デバイス（PC、タブレット、スマホ）等やネットワーク、SNSの利用状況によりますが、概ね2時間程を想定してください。

彼氏・彼女といった恋人関係ですが、相手のスマホのチェックは行っていただけませんか？

残念ながら、現在はお引き受けできません。使用者・所有者が分かる場合のみ、お引き受けいたします。

情報漏洩防止コンサルティングの費用はどのくらいかかりますか？

別途、料金表記載にございますが、3ヶ月間のコンサルティングで税別148,000円〜になります。

情報漏洩防止コンサルティングには、どのような機器・サービスが対応していますか？

iPhone、iPadやAndroidスマホ、WindowsPC、MAC、Androidタブレットその他、Facebook、Twitter、InstagramなどSNSに対応しています。
また、日常生活における情報漏洩の危険性についてもお伝えしています。

料金表

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