「夫の様子がおかしいから自分で浮気しているかどうか調べてみようかな」

 

夫や妻の浮気が怪しいと感じたら、誰でもはじめは「ちょっと自分で調べてみようかな」と思いますよね。いきなり「探偵に本格的な浮気調査を依頼しよう！」と考える人は決して多くはないでしょう。

 

それは、パートナーの浮気が怪しいと思いつつも、心の底では「怪しいけど、なんだかんだ浮気はしていないだろう」と信じたい気持ちがあるからです。

 

しかし、実際にはちょっと調べてみて「浮気していないことを」確認するだけのつもりだったのに、調べれば調べるほど「浮気している」ことを示すような怪しげなサインが出てきてしまうことがほとんどです。

 

そうなると、自分での浮気調査に夢中になってしまい、気が付いた時には取り返しのつかない大きな失敗をしてしまうのです。

 

そこで今回は、自分で浮気調査したときによくある失敗事例や、浮気調査に失敗した時の耐えがたいリスク、そして自分で浮気調査すると失敗する確率が高い理由について解説していきます。

 

パートナーの浮気が怪しいと感じていて「自分で浮気調査してみようかな」と考えているあなた、ちょっと待ってください。まずはこの記事を読んでからでも遅くありませんよ。

 

自分で浮気調査したときのよくある失敗事例

まずは、セルフ浮気調査におけるよくある失敗事例について見ていきましょう。

 

浮気調査していることがバレた

浮気調査の失敗事例として最も多いのは、パートナーに浮気調査をしていると気づかれてしまうことです。浮気をしている人は、多かれ少なかれパートナーに対して罪悪感を持っていますので、警戒心が強い傾向があります。

 

そのため、尾行や張り込みを見よう見まねでやってしまうと、相手から見るとバレバレですぐに浮気調査しているとわかってしまうのです。

 

また、浮気調査するために購入したGPSなどが自宅に送られてきて怪しまれてしまうことも多いようです。

 

証拠写真が撮れなかった

浮気の決定的な証拠としてラブホテルや浮気相手の自宅に二人で入っていくところの写真は有力なものですが、証拠現場を押さえたつもりでも証拠の写真が撮れなければ浮気を認めさせることは難しくなります。

 

浮気する時間帯は夜の暗い時間帯であることがほとんどのため、素人が持っているカメラで撮影してもなかなかパートナーと浮気相手の顔をはっきり写すことは難しいです。2人の顔が不鮮明だと、「見間違いだ」「人違いだ」などとパートナーに言い逃れされてしまう可能性が高いでしょう。

 

証拠となる写真が撮れなければ時間も労力も無駄になってしまいますし、証拠だと思ってパートナーに突き付けたつもりでも言い逃れされてしまうと夫婦関係はますます悪化してしまいます。

 

警察に通報された

浮気調査の尾行や張り込み中に、警察に通報されるという失敗も自力で調査しようとする人によく起こる失敗例です。

 

浮気調査中に、交通ルールなどの違反を犯してしまったり、尾行や張り込み調査中の行動をターゲットや第三者に不審な行動と取られてしまったりして、警察に通報されてしまうケースもあるのです。

 

浮気調査中だからと言って交通ルールやその他の法令を守らなくていいということは一切ありません。特に、駐車禁止スペースで車を停めて張り込みをしたり、他人の所有地へ勝手に侵入したりという失敗は多いので、自分で浮気調査したいと考えている方は十分に注意すべきでしょう。

 

なお、プロの探偵の場合は浮気の証拠写真を撮るために侵入禁止の場所に入るという失敗を防ぐため、遠距離撮影機材などの専門機材を使って、離れた場所からでも鮮明な証拠映像を撮影できるように準備をしています。

 

裁判で証拠が使えなかった

パートナーにバレずに浮気調査を進めることができ、途中で警察に通報されることもなく、自分なりに完璧な浮気現場の証拠を捉えられた！！！

と思っていても、いざ慰謝料裁判や離婚裁判のときに証拠を突き付けても、裁判で証拠として認められないという失敗もあります。

 

裁判で不貞行為だと認めてもらえる証拠は一般的に浮気の証拠だと思われているものとは質が違うと考えておいたほうがいいでしょう。

 

たとえば、パートナーと浮気相手がデート中にイチャイチャしてキスしているところの写真が撮れたとしても、裁判ではそれは不貞行為だとはみなしてくれないので、せっかく苦労して撮影した証拠も無駄になってしまうこともあります。

 

裁判で使える証拠は「肉体関係を持った」ということを証明できるものでなければいけないので、手をつないでいたりキスをしていたりすることの証明だけでは不十分なのです。

 

浮気調査に一度でも失敗してしまうと大きな痛手に・・・

「浮気調査に失敗したらまたやり直せばいいじゃん」と思うかもしれませんが、こと浮気調査に関して言えば、一度の失敗が命取りになることもあり、一度でも失敗すると大きなリスクを背負うことになります。

 

ここでは、失敗した時のリスクの中でも特に大きなものをご紹介していきます。

 

次の浮気調査の難易度がかなり上がる

自分で浮気調査を試して失敗した場合、次回プロに頼んで浮気調査してもらおうと思っても難易度がかなり上がるために調査の成功率がガクンと下がってしまいます。最悪の場合、調査自体を断られることも珍しくありません。

 

なぜなら、自分で浮気調査したことでパートナーにバレてしまい、パートナーの警戒心が今までと比にならないくらい強くなり、浮気相手と会う機会が激減するからです。ほとぼりが冷めるまで浮気相手と一切の連絡を絶ち、別れたかのように行動する場合もあります。

 

一度浮気調査に失敗したら、二度と浮気調査で証拠を掴むことはできないと考えておいていいでしょう。

 

これまでの浮気の証拠を消されてしまう

浮気調査に失敗すると、パートナーにこれまでの浮気の証拠を一気に削除されてしまうリスクも高くなります。

 

浮気している人の中には、パソコンに浮気相手と行った旅行の写真や行為中の写真や動画を大事に取っている人もいます。しかし、浮気していることを疑われているとわかった瞬間、パソコンのデータは完全に削除されてしまいますし、スマホでの連絡履歴も当然削除されます。

 

証拠を隠滅されてしまうと、今後調査していくうえでもかなり厄介になるのです。

 

パートナーとの関係が悪化する

浮気調査に失敗して相手にバレてしまえば、当然パートナーとの関係は悪くなります。たとえパートナーが本当に浮気していたとしても、相手も納得できるような証拠を提示できなければ言い逃れされますし、浮気を認めて謝罪してくれることもないでしょう。

 

パートナーとこのまま別れても良い、何も制裁を加えず離婚してもいいと考えているのであれば別ですが、今後夫婦関係をやり直したい、反省してほしいと考えている方は自力で浮気調査して失敗し、二人の関係を悪化させるのは絶対に避けたいところです。

 

逆に訴えられることも

浮気調査に夢中になってしまうと、どんな手を使ってでも証拠を集めようとしてしまう人がいますが、この行為によって相手に訴えられるリスクが出てきます。

 

たとえパートナーが浮気していることが確実でも、何をしてもいいということにはなりません。浮気調査する過程においてパートナーやその浮気相手のプライバシーや人権を侵害する行為があれば、逆にあなたが訴えられるリスクもあるのです。

 

なぜ自分で行う浮気調査はそれほど失敗する確率が高いの？

自分で浮気調査するのがどれほど危険なことなのか、そして失敗した時にどのようなリスクがあるのかはすでにご説明した通りです。

 

では、なぜそれほど自力での浮気調査は失敗しやすいのでしょうか。失敗する確率が高い理由について見ていきましょう。

 

バックアップする人がいないから

浮気している証拠を掴むためには、前もってパートナーの財布やバッグの中を調べて事前情報を手に入れ、周りの同僚や友人に聞き込みをして、パートナーと浮気相手がデートしているところを尾行・張り込みして・・・と様々な調査を進めていかなければいけません。

 

これらの調査は一人で正確に水面下で行うのはほぼ不可能です。調査のプロである探偵でも、浮気調査には最低２人以上の調査員を割り振っています。浮気調査を２人以上の調査員で行うのは、いざというとき、失敗しそうになったときに、他の人間にバックアップしてもらい、失敗を回避するためです。しかも、調査に精通していてどのような場面でどのような失敗が起こりうるかを完璧に把握している調査員がバックアップを行っているので失敗を未然に防ぐのがうまいのです。

 

一般の方が自分一人で浮気調査をやるということは、いざというときバックアップしてくれる人がいないということで、もし友人に手伝ってもらったとしても調査のプロではないのでうまい具合にバックアップしてもらうことができないため、失敗確率がプロに比べて格段に高くなってしまうのです。

 

特殊な訓練を受けていないから

尾行や張り込みを見よう見まねでやってみようとする方がかなり多いのですが、簡単なように見えて、周りに怪しまれないように、ターゲットにバレないように、警察に通報されないように尾行や張り込みを行うためには訓練されていることが必要です。

 

探偵の企業秘密になるのであまり詳細には言えませんが、同一人物がずっと尾行をしていれば、どれだけ鈍感な人でも「つけられている」と気がつくでしょう。複数の調査員が一般人に紛れ込みながら尾行・張り込みをすることで相手に気が付かれることなく近距離での情報を掴むことができるのです。

 

このような探偵ならではの特殊な訓練を受けていない方が浮気調査を自力でやるのは、プロから見れば自殺行為のようなもので、ほぼ確実に失敗するのは目に見えているのです。

 

まとめ｜浮気したパートナーを懲らしめたいならプロによる浮気調査がベスト

パートナーに気づかれずに自力で浮気調査を行い、決定的な証拠を掴むというのは意外と難しいものです。パートナーのバッグを探る、GPSを仕掛ける、共通の友人知人（あなたの味方につきそうな人限定）に聞き込みをしてみるなど、自分でもできることは多くありますが自分でできる範囲には限りがあります。

 

また、浮気を疑ってそれを確かめようと必死になってしまうと深入りしてしまい、相手にバレて失敗するリスクも高まります。

 

パートナーの浮気の決定的な証拠を掴み、浮気問題を根本的に解決したいのであれば実績や経験が豊富な探偵事務所に調査を依頼するのが一番お勧めです。

 

プロの調査は調査能力も機材の質もまったく違いますので、まずは無料相談だけでも行って話を聞いてみるのはいかがでしょうか。